フリーランスでギリギリ生きる

どこの組織にも属したくないフリーランス体質のアラフォーがギリギリで生きています。

フリーランスで生きる上で大切なのは結局のところ能力よりも「根性」と「自己管理」だったりする

f:id:yukineco22:20181116155803j:plain

フリーランスで生活するようになってからもう7年ほどが経ちます。このブログのタイトルにある通り、ギリギリの生活ですけどね。

最近ではフリーランスという言葉も一般的なものになった一方で、実際のところ、どうやって稼いでいるのかわからないという方も多いでしょう。

 

もちろん、一概にフリーといってもいろんな稼ぎ方があります。一時期話題になり、世間から思いっきり嫌われている「転売屋」なんかもその一種です。

まぁ、私は転売屋じゃありません。やり方を調べたことはありますけど、あんなこと出来ません。手間的にも、メンタル的にも。

それよりも世の中には個人レベルに仕事を発注したい事業者は案外多いもの。そんな仕事を請け負って稼いでいくのが一番簡単です。

 

ライターとしてある程度稼ぐのはそれほど難しくない

私もいろんな仕事をしますが、収入の柱となっているのはライティング。つまり、私の職業はライターということになります。

フリーライターとして、ある程度稼ぐのはそれほど難しくありません。特別な技術や知識が必要なライティングもありますが、ほとんどは「誰でもできるもの」だったりします。

もっとも「誰でもできるもの」は単価も低いですが、その気になれば数はいくらでもあります。そして、数をこなせば小遣いとしては十分過ぎるほどの収入を得ることができるでしょう。

私も最初は副業としてのスタートでした。会社員をしながら月に2~3万円ほどを稼ぐ…そんな感じです。1~2時間程度の作業を実働週3日程度でこの額でしたので、そんなに割の悪くない副業でした。

半年くらいやっていると、徐々に仕事の依頼が多くなってきます。私に特別な能力があったというわけではありません。単に、受けた仕事を納期前にしっかり納品していただけです。

当たり前のことですが、フリーランスの世界ではお互いの顔が見えないままで仕事をするケースがほとんど。つまり、責任感が薄く、納期が守られない、音信不通になってしまう人がとにかく多いんです。

以前、時々仕事を発注する側になることもあります。ライター募集サイトやSOHOサイトなどで募集をかけると、かなりの数の応募がありますが、まともに依頼したものを納品してくれるのはよくて半分。継続して依頼できるのは、さらにその半分いればいい方です。

納品があっても、こちらの指示をまともに読んでいなかったり、理解しないまま仕事に取りかかっていて、まったく「使えない」原稿だったりします。

なので、普通に仕事をしているだけで得られる「信用」がフリーランスで稼ぐ上で特に重要なのです。

この「信用」さえ得られれば、仕事は増えていきます。

 

結果として、私は副業としてライターとしての仕事をはじめて半年ほどで、ほぼ専業で生活できる水準まで稼げるようになったので、フリーランスとして生きていくことにしました。

 

ちなみに、私はライターの仕事をするために特別な勉強をしたことはありません。なので、そんなにレベルの高い原稿を書けていたわけでもないです。それこそ、このブログにダラダラと書いている程度のもの。それでもある程度稼げるんです。普通に「仕事」として取り組めば。

継続して収入を増やし続けるのに必要なのは結局「根性」と「自己管理」

ある程度稼げるようになって、さらに継続して収入を増やし続けるのに必要なのは最終的に「根性」と「自己管理」です。

何いってんだこいつ?って思われそうですが、本当にそう。特にライティングにおいては絶対。

低単価の仕事でも数をこなせばそれなりの額になります。そこで記事を量産するための最初の「根性」が必要に。そして、収入を増やすためにはやはり、納品する「商品」のクオリティを上げていかなければなりません。ライターの場合は原稿ですね。そこでもまた「根性」が必要です。

とにかく、多くの情報をインプットし、得意ジャンルを増やしていきます。そして、幅広い仕事を受けて、できることを増やしていくことで、はじめて継続して収入を増やし続けることができます。一定レベルまで稼げるようになるために「才能」なんて必要ありません。

もちろん、とてつもなく高いレベルの話になると「才能」に左右されるのかもしれません。でも、そこにたどり着く前の段階であれば、大体のことは「根性」で解決できてしまいます。

 

もうひとつ大切なのが「自己管理」。フリーで仕事をする場合、スケジュールは自分次第。好きな時に仕事をして、好きな時に休めます。これはメリットでありながら、同時にデメリットにもなるんです。

その気になればいくらでもサボれる環境はとても危険。危険すぎるんです。

「明日でいいや」なんて思ってサボりはじめると、あっという間に堕落してしまいます。それが人間っていう生き物。

 

まだ締め切りまで時間があるから……とサボり続けて、締め切り直前になって慌てて原稿を完成させても、当然クオリティは最悪。万が一、締め切りに遅れてしまったら何よりも大切な「信用」を失うことなってしまいます。結果、どんどん仕事は減っていき、生活できなくなる。当然、収入も無くなって、路頭に迷うことになるのです。

 

それだけ避けなければなりません。だからこそ、自己管理が大切なのです。

 

私の場合、絶対的なルールを作っています。1日休むとサボり虫が騒ぎはじめるので、休める日でも最低2時間程度は仕事するようにしているのです。比較的自己管理が苦手という自覚がありますので、このくらいしないとダメ。

向き不向きもあるけど、誰でもフリーランスにはなれる

やっぱり向き不向きもありますけど、誰でもその気になればフリーランスにはなれます。

自分で仕事をする、というとハードルが高く感じられるかもしれませんが、実際にやってみると案外難しくないもの。

まぁ、めっちゃ楽!というわけではないので、思いっきりおすすめはできませんけどね。でも、私みたいにどこにも所属したくない「フリーランス体質」な方にはいいのかもしれません。